今までのマフラーがお亡くなり寸前だったので、エレファントの2本出しに変える事にしました。
これが、エレファントのマフラー。
ノーマルよりも、エンドが数倍太くて、迫力が違います!
このステンレスのピカピカ具合もGOODです。
実は、私これまでの車でマフラーの交換ってしたこと無かったんですよね。
なもんで、初のマフラー交換は、ちょっと興奮気味でした(^^;
これが、取り外したノーマルマフラー。
こうやって並べると、消音器本体の大きさが全然違いますね。
パイプの太さも、ノーマルはかなり細く見えます。
取り付け後の後姿はこうなります。
ノーマルより明らかに極太のエンドパイプは、迫力満点です!
気になる音ですが、音質が低く、重低音が結構響きます。
住宅地では、気を使う種類の音ですね・・・
3000回転以上になると、重低音が消え、結構良い音になるんですが、
2000回転付近での室内の篭り音は、かなり不快でこれには閉口します(T_T)
そこで、どうにかならんものかと、ちょっと調べてみました。
最初に思い浮かんだのが防音材。友人がデルソルの室内に防音材を張りまくったところ、結構効果があったとの話を思い出し、やってみようかと思ったのですが・・・
まず、防音材高けーーーー!!!
近くのホームセンターで売っていた防音材を見ると、40cm四方で2000円くらいします・・・
しかも厚さが1cmくらいあるので、カーペットの下に張るわけにもいきません。
思い直して、ネットで調べてみると、こういった室内の篭り音には、小手先の防音材対策は効果が無いらしいです・・・
しかもかなり敷き詰めないといけないので、費用の割には効果が期待できないとのことで断念。
次に考えたのは、インナーサイレンサー
せっかく付けたマフラーにまたサイレンサー付けて、デグレードするのも気が退けるし、エンドからの見え方がどうも好きではないのですが、
背に腹は変えられんと思い、調べてみたところESTというお店の
サイレンサーが良さそうだったので、電話してみました。
電話しみると、ここのおっちゃんがめちゃくちゃ詳しくて、しかもいろいろ説明してくれます!
車メーカーのエンジニアも、足しげく通うお店だそうです。
その方によると、ある特定の回転域の篭り音は、センターパイプが共振することで起こるということで、
それならセンターパイプにバンテージを巻けば殆どのケースで直る!とのこと。
仕組みとしては、センターパイプが共振するとそれがフロアーの振動につながります。
その振動数が3kHz付近だと、頭蓋骨の振動数と同調してしまい人にとって不快な振動となるそうです。
センターパイプにバンテージを巻くことで、共振振動数を変え、この周波数帯域の振動が起こらないようにするのだそうです。
かなり熱心に説明して頂いたし、値段も比較的安いので、とりあえずバンテージを購入し、巻いてみることにしました。
これがそのグラスウールバンテージです。
グラスウールと言っても、ガザガザしてるわけではなく、包帯みたいな感じです。
これで幅50mm、15m分です。これで5880円でした。
この他に、接着用の耐熱の接着剤かホースバンドが必要なのですが、ホームセンターには両方とも無かったので、
マフラー補修用の耐熱パテを接着剤代わりに使うことにしました。
まずは、触媒の直後から巻き始めます。最初の数巻きはパテを塗りながら巻いていきます。
2cmほど重ねながら、ひたすら巻いていきます。巻いていきます。巻いていきます・・・。
センターパイプを外さずに隙間を通して巻いていたので、2時間くらい掛かってしまい、相当疲れました。
下に潜って仰向けで、思うように作業も進まず、しかも炎天下での作業(T_T)。でも、炎天下でも車の下は案外暑くないことに気が付きました(笑)
最後の部分も念のため10巻きほどパテを塗りながら巻いていきます、最後にバンテージの上からもたっぷりパテを塗りました。
乾くとカチカチになるので、多分これで大丈夫だと思いますが・・・
更に、お店の方のアドバイスで、最後に防水のために耐熱スプレーを吹きかけておきます。



完成するとこんな感じになりました。
さて、肝心の室内の篭り音ですが、これが殆どしなくなりました!
実は、効果を実感するまでは「こんなもん巻くだけで、直るんか?」と半信半疑だったのですが、
この効果にはビックリです。サイレンサーではないので、もちろん排気音自体は小さくなりませんが、
2000回転付近でひどかった室内の篭り音は、明らかに改善されました!
不快感も無くなり、これなら許容範囲です。
実はこのバンテージ、篭り音対策以外に効果があるそうです。
このバンテージを巻くことで、排気温度が下がるのを防ぎ、排気の流速が落ちるのを防ぐ効果があるそうです。
その為、排気効率が良くなるというわけらしいです。(受け売りですが(^^;)
手間隙掛けた甲斐がありました!
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