前から付けたかったホイールスペーサーの取り付けをしました。
ハンドリングが悪くなるとか、インナーフェンダーに当たるとか聞いて躊躇してたんですが、
デルタカップで多くの車が付けてるのを見て、自分も付けようと決心しました。
トレッドを広げてコーナーリングの踏ん張りを良くするってのは表向きの理由で、一番の理由は見た目のカッコ良さです(^ ^;

まずは以下のものを用意します。(4穴の場合)
・スペーサー(16mm)×4
・スタッドボルト(82mm、ピッチ1.25)×16
・ホイールナット×16

これ以外に、パーツクリーナー、ネジ止め剤、ダブルナット用のナット、が必要です。
ネジ止めを買いに行ったら、分離型と半永久型の2種類があり、迷ったのですが念のため分離型にしました。
半永久型で二度と取れなくなったら怖いですからね・・・。もし緩むようなら半永久型を使ってみようと思います。
ナットは、ピッチ1.25のM12が近所のDIY店に無かったので、仕方なくホイールナットそのものを使うことにしました。
パーツクリーナーは、デルタカップの参加賞!早速役に立ちました♪




まず、ローター側のネジ山を綺麗にします。結構汚れてるので念入りにスプレーします。
スタッドボルトもサビ止めのオイルが少々塗られているので、全体にスプレーしてオイル分を飛ばします。
そうしないと、ダブルナットで滑ってしまいやり直す羽目になります。これ体験済みです(笑)
ダブルナットはこんな変な形になってしまいましたが、これでも効果は同じっぽいです。
取り付け前にネジ止め剤を塗っておきます。

4本付け終わった状態です。
一番大変なのは、ダブルナットを外す作業でした。
最初要領を得ずなかなか取れなかったのですが、ネジ止めが固まるのを待ってから、
奥側のナットにスパナを掛けて他のボルトに引っ掛け、外側のナットにトルクを掛けるようにすると簡単に取れました。

ちなみに、締め付けトルクは適当ですが、普段ホイールナットを締めるトルク(10kgf・m)と同じで締めました。
これが適正なのかどうかは判らないので、お店の人とかに聞いてみて下さい。


スペーサーを付けるとこんな感じです。
今回お店にスパルコの在庫が一組しかなかったので、もう一組はプレスト製にしました。
これはプレスト製。フィンが付いているので、一応発熱の激しいフロントに付けてみました。
センターリブの径は、スパルコ製はデルタ用を買ったので勿論合いますが、プレスト製もデルタにぴったりです。
プレスト製はアルファ、フィアットとの共用として売ってますが、スパルコ製のアルファ用と比較したら、
アルファ用の方がセンターリブの径が若干大きかったので、実際は同径ではないようです。
プレスト製は4穴5穴共用となっています。
尚、元々付いているローターの留めネジは外さないといけません。
その結果ローターとスペーサーがフリーになりますが、お店で聞いたところ、これでも問題ないそうです。

リアには元々 5mm のスペーサーが入っています。
これを外して新しいスペーサーを入れようとしたところ問題が・・・?
なんとハブの根元の径が少し太くなっていて、スペーサーが奥まで入らないのです。
本当はその分、スペーサーを削ってでも入れたいのですが、加工する道具も無いので、
結局元々入っていたスペーサーの上に新しいスペーサーを付ける事になってしまいました。
なので、リアは 10mm スペーサーでも良いかも知れません。
プレスト製は 10mm でもセンターリブが付きで出ています。16mmより安いしね


それぞれ左が装着前、右が装着後です。
ツライチというか、はみ出てます(^^;


写真だとフェンダーが光って見づらい為、完全にタイヤがはみ出てますが、実際はそうでもありませんよ(?)
こうやって、まじまじと見るとかなり異様ですね・・・
デルタだから良いようなものの(?)、セルシオやベンツでこんなタイヤだったら絶対近づきません・・・


             装着前                          装着後
この角度から見ると、丁度いい感じになってるのが良く判ります。
まさにツライチ!

でもフロントタイヤがこれだけ出てると、サイドへの飛び石攻撃が激しそう・・・
あまりに酷かったらマッドフラップ付けようかな。


さて、ハンドリングについてですが、若干ハンドルが重くなった気がしなくも無いですが、 一般道を走る限りでは、特に変わったところは無いように思います。
心配してたインナーフェンダーとの干渉も無く、ホッとしました。
ただ、タイヤ自体はフェンダーギリギリまで出ているので、深くストロークするような場面だと当たるかもしれません。
私の車の場合、バネも硬くしてあり、車高調整も可能なので対応できていますが、ノーマルサスやローダウンスプリングを入れてある車では当たると思います。
部品代も安くは無いので、心配な方はお店に相談する方が良いと思います。

意外とお金も手間も掛かったスペーサー装着ですが、これで見た目の一番の不満要素であったタイヤのヘコミが解決されて、
一歩理想のデルタに近づき、大満足のモディファイでした!

< 作業データ >

[作業時間]:約4時間
[費用]:45,780円(部品代)+α(ネジ止め剤など)

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