今回はグリルを作ってみました。
ミジェットのグリルはメッキで派手なので、あんまりレーシーとは言えません。
そこでグリルをブラックアウトして見ました。
でも真中のエンブレムは残したいし、金は無いし・・・
で、こんなん出来ました。


まずはとにかくグリルを取ってみます。これがまた大変でした。
下側のネジが錆び付いてどうにも取れない・・・
結局タイヤ外してペンチで強引に廻して取りましたが。。。

このグリル無し姿も写真で見ると真っ黒で格好良く見えるんですが、
近くで見ると中身丸見えで、どうもシマリが無くてカッコイイとは言えません。
それに走行中に何か飛んできて、ラジエーター破損なんて事になったら、それこそ目も当てられないので、ガードは必要だと思います。

材料ですが、DIY 店で金網、ネジ、建材用の塗料(つや消し黒)を購入します。
金網はいろいろ種類が有りますが、今回は目が四角くて細かい物を選びました。 このタイプが一番しっかりしています。

これを適度な大きさに切ります。
一枚でも作れない事は無いですが、作業性を考えて2枚構成にしたので、 右の写真のものを2枚作ります。
カットしたと縁は尖っていて危ないので、全部折り曲げて処理します。 これがまた面倒くさいんですがね。

カットが終わったら”つや消し黒”で塗装します。
塗料は、一番強そうな建材用塗料を使いました。
決め手は缶に書かれていた”排ガスにも強い!”でした。(笑)

上手く全体に色が付かず4回くらい重ね塗りしたので、 作業時間の殆どが塗装に掛かってしまいました。
スプレーでやれば良かったなぁ・・・

そして完成品。
取り外したグリルをばらして、作った金網を取りつけます。
両端に補強の為、カーショップで売ってる15cm のプレートを入れておきます。
これで完成。

全てのネジ穴でネジ止めして有りますが、実用上はこんなに必要ないと思います。
ネジいっぱいついてた方がなんとなく凄そうに見えるかと思って・・・
使用したネジの数は64 個です。

これが取り付け後です。なんとなくレーシーになりましたか?
本当はネジも真っ黒にして、エンブレムだけ光らせたかったので、 作成途中は「失敗したかな?」と思っていたのですが、 取り付けてみると案外イケてるじゃん!
ネジの部分も歯が生えてるみたいで面白いでしょ?

う〜ん、手間隙掛けた甲斐があったなぁ〜♪。
この他の方法として、midget1500 用のグリルを使う方法も考えました。
これなら元々黒いし、サイズもバッチリなので見た目は良いかもしれません。
でも結構高いんですよねこれが。グリルが約7000円、ミジェットのグリルの真中の エンブレムが約9000円。
これだと、失敗したときのインパクトが大きいので諦めました。
誰かやらないかなぁ・・・

そういえば、外見も着々と進化(?)してることだし、 そろそろ中身にも手付けないなぁ・・・
いや、手を付けない方が良いと言う噂も(笑)

<<後日談>>
暖かくなってきてから判ったんですが、このグリルのおかげで水温の上昇がかなり 緩やかになりました。見た目通り風通しが良くなった為でしょう。 純正のグリルだと、メッキ部分でかなり覆われてて、 熱の出入りがしにくかったんでしょうね。
これで今年の夏は多少安心できるかな・・・


<作業データ>

[作業時間]:1日半
[使用工具]:+ドライバー、ラジオペンチ、金切りバサミ、8Mスパナ
[費用] 金網:600 円、塗料&はけ:800 円、ネジ:1000 円= 合計:約2400 円

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